医療・介護職の方へ
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海老名市の認知症疾患医療センターから、地域の医療機関・介護事業所・地域包括支援センターの皆さまへ。
当センターは、神奈川県より「認知症疾患医療センター(連携型)」の指定を受けた専門医療機関です。
認知症の鑑別診断・専門医療相談・BPSDへの初期対応から、地域における研修・事例検討会の実施まで、地域の皆さまとともに認知症医療を支える役割を担ってまいります。
患者様のご紹介・ご相談・連携活動へのご参加を、心よりお待ちしております。
対応地域
当センターは、海老名市に所在する神奈川県指定(連携型)の認知症疾患医療センターです。
座間市・綾瀬市には認知症疾患医療センター指定の医療機関がありません(神奈川県認知症施策推進協議会 令和7年度資料)。そのため両市の医療機関・介護事業所・地域包括支援センターからのご紹介・ご相談も、当センターにて広く承っております。
海老名駅は小田急線・相鉄線・JR相模線が乗り入れる好アクセス立地です。座間市・綾瀬市からも公共交通機関でお越しいただきやすくなっております。他市町村からのご相談も承ります。
当センターの役割と連携方針
神奈川県指定(連携型)認知症疾患医療センターとして
次の4つの機能を担っています
専門医療相談
認知症に関する各種相談を電話または対面で承ります。
受診が必要かどうかの判断、他機関へのつなぎ、家族対応のご助言など、幅広く対応いたします。
鑑別診断と初期対応
日本認知症学会認定 認知症専門医の診察、神経心理検査、頭部MRI検査、血液検査を組み合わせて鑑別診断を行います。
アルツハイマー型・血管性・レビー小体型・前頭側頭型を中心に、その他の疾患も含めて総合的に評価し、治療方針をご提示します。
BPSD・身体合併症への初期対応
認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)や身体合併症について、初期評価・治療・薬物調整を行います。
入院加療が必要な場合は、連携病院への紹介も含めて速やかに対応いたします。
地域連携・研修活動
かかりつけ医・介護事業所・地域包括支援センターとの連携協議会、研修会・事例検討会の企画運営、認知症サポート医・かかりつけ医研修の支援などを通じて、地域全体の認知症医療の質の向上に取り組みます。
こんな症例をご紹介ください
以下のような症例について、鑑別診断・治療方針のご相談を承っています
- ✓認知症の疑いがあり、鑑別診断が必要な症例
- ✓軽度認知障害(MCI)と疑われ、早期治療の適応を判断したい症例
- ✓疾患修飾薬(レカネマブ・ドナネマブ)の適応判断・導入相談
- ✓認知症治療中でBPSDが強く出ており、対応方針にお悩みの症例
- ✓若年性認知症の可能性がある症例
- ✓受診拒否・独居のため、家族・ケアマネからのご相談が必要な症例
- ✓正常圧水頭症・慢性硬膜下血腫など、外科的治療の可能性を含めて評価したい症例
ご紹介の流れ
ご紹介・ご相談は、以下の流れでスムーズに進めていただけます
申込方法の詳細(診療予約申込票PDF・Webフォーム・診療報酬情報など)は専用ページをご覧ください
▸ 紹介の流れ(詳細)ページを見る01
お申込み
以下いずれかの方法でお申込みください。
- お電話:認知症専用ダイヤル 046-204-8817(月〜金 9:00-18:00)
- 診療予約申込票(PDF):ダウンロード・記入のうえFAX(046-236-2177)で送信
- 患者様ご紹介フォーム(Web):Googleフォームから送信
各方法の詳細・PDF・フォームリンクは 紹介の流れページ をご覧ください。
02
診療情報提供書のご準備
診療情報提供書は受診時にご本人またはお付き添いの方にご持参いただくか、事前にFAX・郵送でお送りください。
フォーマットは各院所定の様式で結構です。
- ご紹介理由・希望される評価内容
- 現病歴・既往歴・生活状況
- 現在の内服薬
- 過去の検査結果(あれば)
03
初診日程のご案内
2診療日以内に当センターより直接患者様へご連絡し、初診日を確定します。
初診はMRI・神経心理検査の枠を確保する必要があるため、事前予約制です。
04
初診・鑑別診断(所要 約2〜3時間)
認知症専門医の診察、神経心理検査、MRI検査を実施し、当日中に結果をご説明します。
必要に応じて血液検査(外注)を追加し、再診時に総合評価をお伝えします。
※ご家族等ご本人の生活状況をよくご存知の方の同伴をお願いしています。
05
診療情報の返書・連携継続
診断結果・治療方針・今後の連携内容を記載した「認知症療養計画書」を添付した受診報告書を、原則2〜3週間程度でお送りします。
その後の継続診療は、ご紹介元でお願いする形を基本としつつ、ご病状やご本人・ご家族のご意向、ご紹介元の診療体制やご方針に合わせて柔軟に対応いたします。
当センターでの継続診療も可能ですので、ご希望に応じてご相談ください。
診療報酬情報(ご紹介元医療機関様へ)
診療情報提供書を作成いただくことで、貴院では診療情報提供料(250点)に加え、認知症専門医紹介加算(100点)が算定できます。
実施可能な検査・診断
認知症の鑑別診断に必要な検査を一貫して実施できます
医師の診察(認知症専門医)
日本認知症学会認定 認知症専門医が、既往歴・家族歴・生活状況を含めて丁寧に問診・診察します。
神経心理検査
MMSE・HDS-R・ADAS-Jcog等、症状や適応に応じた検査を実施(所要約40分)。
認知機能領域別のプロファイルを評価します。
頭部MRI検査
院内でMRI検査を実施し、萎縮パターン・血管性病変・その他の器質的疾患を評価します(所要約30分)。
VSRAD等の解析による海馬萎縮の定量評価も可能です。
血液検査
甲状腺機能・ビタミンB12・葉酸・肝腎機能などの一般項目に加え、二次性認知症の鑑別に必要な項目を評価します。
外注検査のため、結果報告は約1〜2週間後となります。
その他
必要に応じて心電図検査を追加します。
アミロイドPETや脳血流SPECT等の高次検査は当院では実施していないため、必要な場合は連携医療機関へご紹介いたします。
診療後の返書・情報共有
ご紹介元との情報共有を大切にしています
返書のタイミング
初診・再診での評価が確定次第、原則2〜3週間程度でご紹介元へ返書をお送りします。
血液検査結果の待ちがある場合は、その旨を先行してご報告いたします。
返書の内容(認知症療養計画書を添付)
- 鑑別診断の結果と根拠
- 神経心理検査・MRI・血液検査の主要所見
- 今後の治療方針・処方案
- 介護保険・地域資源との連携方針
- 次回評価の目安
継続診療の役割分担
当センターは連携型のため、診断後の継続診療はご紹介元でお願いする形を基本としています。
ただし、ご病状やご本人・ご家族のご意向、ご紹介元の診療体制やご方針に応じて柔軟に対応いたします。
当センターでの継続診療も可能ですので、ご希望に応じてご相談ください。
症状の変化・治療方針の見直しが必要な際の再評価、疾患修飾薬(レカネマブ・ドナネマブ)の導入相談・継続管理についても、随時ご相談を承ります。
地域医療・介護との連携活動
診療にとどまらず、地域の医療・介護職の皆さまとともに
認知症医療の質を高める活動を行っています
研修会・事例検討会
かかりつけ医・地域包括支援センター・ケアマネジャー・介護職の皆さまを対象に、認知症診療の最新知見や事例検討会を定期的に企画・開催いたします。
開催情報はお知らせページにて随時ご案内します。
認知症初期集中支援チームとの連携
受診拒否や独居等で医療機関受診が難しいケースについて、認知症初期集中支援チームや地域包括支援センターと連携し、訪問での状況把握から医療・介護サービスへの橋渡しをお支えします。
海老名市の認知症初期集中支援チームは、当グループのえびな脳神経クリニックが海老名市より受託を受けて運営しているため、海老名市の症例については、当センターから支援チームへスムーズにおつなぎ可能です。座間市・綾瀬市にも認知症初期集中支援チームがあり、各市の地域包括支援センター経由でご利用いただけます。
ケースのご相談は、認知症専用ダイヤルまでお気軽にご連絡ください。
▸ 各地域の相談窓口一覧は 「相談窓口」ページ をご覧ください
地域医療連携協議会
神奈川県指定の認知症疾患医療センターとして、海老名市を拠点に座間市・綾瀬市を含む地域の医療・介護関係者を交えた連携協議会を開催しています。
地域課題の共有・支援体制の整備・研修計画などを協議し、地域全体で認知症医療を支える仕組みづくりを進めています。
相談・情報共有窓口
かかりつけ医・ケアマネ・地域包括支援センターの皆さまからのご相談は、認知症専用ダイヤル(046-204-8817)にて随時承っています。
症例のご相談、対応方針のご確認、資料のご請求など、お気軽にご連絡ください。
ご紹介・お問い合わせ
症例のご紹介・ご相談・連携活動のご参加は、まずはお電話ください。
診療予約申込票PDF・患者様ご紹介フォームのリンク・診療報酬情報はこちら
アクセス・所在地
当センターは、えびな脳神経クリニック内に併設されています
えびな脳神経クリニック
〒243-0438
神奈川県海老名市めぐみ町3-1
ViNA GARDENS PERCH 601-12
アクセス
小田急線・相鉄線・JR相模線「海老名駅」西口より徒歩1分
ViNA GARDENS PERCH 6階(エレベーターにてお越しください)
※駐車場ご利用の方には1時間分のサービス券を発行しております。座間市・綾瀬市からも公共交通機関でお越しいただきやすい立地です。
よくある質問
Q. 座間市・綾瀬市の医療機関からの紹介も受け付けていますか?
はい、承っております。当センターは海老名市に所在する神奈川県指定の認知症疾患医療センターです。
座間市・綾瀬市には認知症疾患医療センター指定の医療機関がないため、両市の医療機関・介護事業所・地域包括支援センターからのご紹介も広く承っています。認知症専用ダイヤル(046-204-8817)までお気軽にご連絡ください。
Q. 診療情報提供書のフォーマットは決まっていますか?
各院所定の様式で結構です。
ご紹介理由・現病歴・既往歴・現在の内服薬・過去の検査結果(あれば)をご記載いただけますとスムーズです。
Q. 初診までのリードタイムはどのくらいですか?
MRI・神経心理検査の枠を確保する必要があるため、通常は1〜2週間程度のご案内となります。
お急ぎの症例は、その旨をお電話でお伝えください。可能な範囲で早期対応いたします。
Q. 診療後の返書はいつ届きますか?
初診・再診での評価が確定次第、原則2〜3週間程度でお送りします。
血液検査結果の待ちがある場合は先行してご報告し、後日結果を補足いたします。
Q. 訪問診療対応中の患者もご紹介できますか?
はい、可能です。
ご家族の同伴での外来受診が難しい場合は、当グループのトータルケアガーデン湘南海老名クリニックによる訪問診療での継続対応もご相談ください。
Q. 診断後、当センターでの継続診療は可能ですか?
はい、可能です。
当センターは連携型のため、原則としてご紹介元での継続診療をお願いしていますが、ご病状やご本人・ご家族のご意向、ご紹介元の診療体制やご方針に応じて柔軟に対応いたします。
ご相談内容に応じて最適な体制をご提案いたしますので、まずはお電話ください。
Q. 受診拒否のケースはどうすればよいですか?
お住まいの地域包括支援センターや認知症初期集中支援チームと連携し、訪問での状況把握から進めることが可能です。
まずは当センターにお電話いただき、ご状況をお聞かせください。
Q. 症例検討会・研修会への参加方法は?
開催情報はお知らせページにて随時ご案内します。
個別の情報配信をご希望の医療・介護機関様は、認知症専用ダイヤルまでご連絡ください。連絡先を登録いたします。
Q. 疾患修飾薬(レカネマブ・ドナネマブ)の適応判断も相談できますか?
はい、承っています。
アミロイドPET等の高次検査が必要な場合は、当センターから連携医療機関へのご紹介手続きも含めて対応いたします。
詳細はレカネマブについて/ドナネマブについてをご参照ください(別タブで開きます)。
Q. その他の地域からの紹介も受け付けていますか?
はい、海老名市・座間市・綾瀬市を中心としつつ、他市町村からのご紹介も受け付けております。
ご紹介の際は、患者様の通院可能性・ご家族の同伴可否等もあわせてご教示ください。
■ 参考文献・関連情報
- 日本神経学会 監修『認知症疾患診療ガイドライン2017』
- 厚生労働省「認知症施策推進大綱」
- 厚生労働省「認知症疾患医療センター運営事業実施要綱」
- 厚生労働省「認知症初期集中支援チーム 標準的な業務の流れ」
- 厚生労働省「レカネマブ(レケンビ®)最適使用推進ガイドライン」
- 神奈川県認知症施策推進協議会 令和7年度資料
※本ページは、当認知症疾患医療センター長である尾崎聡理事長(神奈川県認知症サポート医)やえびな脳神経クリニックの岩田智則院長(日本認知症学会専門医・指導医)の監修に基づき、公的資料を出典として当センターが取りまとめたものです。
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