Lilly Alzheimer Conference相鉄地域連携の会に参加しました。

Lilly Alzheimer Conference相鉄地域連携の会に参加しました。みなとみらいで開催され、現地参加しました。以前より神奈川脳神経医会などで、大変お世話になっている、子安脳神経外科クリニック　院長　子安英樹　先生に座長をして頂き、抗アミロイドβ抗体薬（主にケサンラ）に関する講演させて頂きました。聖マリアンナ医科大学　横浜市西部病院　脳神経内科　部長　萩原悠太　先生に座長をして頂き、子安先生と一緒にディスカッションに参加させて頂きました。相鉄沿線での脳神経外科・内科医の連携がより強固になることにつながる非常に有用な機会になりました。

ドナネマブ（ケサンラ®点滴静注）は、2024年9月に承認された軽度アルツハイマー型認知症の新しい治療薬です。原因物質である「アミロイドβ」を除去し、認知症の進行そのものを遅らせることを目指す疾患修飾薬（DMT）です。

特に早期（もの忘れが目立ち始めた段階）での使用ほど効果が高いとされています。従来薬が「症状を和らげる薬」であったのに対し、ケサンラ®は「今の状態をできるだけ長く保つ」ことを目的とした新しい選択肢です。

※ドナネマブ（ケサンラ®点滴静注）について、対象となる方や治療の流れ、副作用などを下のリンクで詳しく解説しています。ぜひご一読ください。