外来リハビリテーション
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当院では、脳神経疾患および整形外科的疾患に対し、医学的根拠に基づいた専門的リハビリテーションを提供しています。
患者さま一人ひとりの症状や生活背景に合わせ、機能改善だけでなく「生活の質の向上」を目標とした支援を行っています。

こんな症状でお困りではありませんか?
手足が動かしにくい

歩きにくい・ふらつく

字が書きにくい

しびれや痛みがある

転びやすくなった

すくみ足・小刻み歩行

・・・など
これらの症状は、原因に応じた適切なリハビリテーションを行うことで、改善が期待できる場合があります。
当院では、画像検査や医師の診断と連携しながら、症状に合わせた訓練を行います。
早期からの介入により、機能回復や生活動作の改善につながる可能性があります。
当院のリハビリテーションの特徴
脳神経専門クリニックのリハビリ
MRI・CTによる診断結果をもとに、症状の原因に合わせたリハビリを行います。
「なぜ動かしにくいのか」を明確にしたうえで、適切な訓練を提供します。
エビデンスに基づいたリハビリ
脳卒中治療ガイドラインなどに基づき、電気刺激療法や課題志向型訓練を実施しています。
科学的根拠に基づいた方法で、機能回復をサポートします。
生活に戻るためのリハビリ
歩く・食べる・着替えるなど、日常生活に直結した動作を中心に訓練します。
実生活での「できる」を増やすことを目標にしています。
対象となる主な疾患
脳血管疾患
- 脳梗塞/脳出血/くも膜下出血 など
- その他の脳血管障害後遺症(片麻痺、歩行障害、巧緻動作障害、失調など)
神経変性疾患
- パーキンソン病/脊髄小脳変性症 など(バランス障害、すくみ足、小刻み歩行など)
脊椎・末梢神経疾患(首・腰・神経の疾患)
- 頸椎症 / 腰椎症 / ヘルニアなど(頸部痛、腰痛、しびれ、筋力低下など)
脳卒中後の麻痺・歩行障害・手の使いにくさに対して
当院では、麻痺の改善や動作の回復を目的に、電気刺激療法と運動療法を組み合わせたリハビリテーションを行っています。
脳卒中治療ガイドライン2021においても、電気刺激療法は一定の有効性が示されています。
電気刺激療法(物理療法機器)
筋肉に適切なタイミングで刺激を与えることで、動かし方の再学習を促します。
- 上肢麻痺への神経筋電気刺激
- 肩関節亜脱臼への電気刺激
- 下垂足に対する機能的電気刺激(FES)
- 日常生活動作の改善を目的とした電気刺激療法


当院では、症状に応じて以下の機器を使用しています。
・DRIVE
動作に合わせて通電し、筋肉を適切なタイミングで働かせる訓練です。

・IVES
筋電図(EMG)を感知し、筋活動に応じて通電
「力の入れ方」を再学習する訓練です。

・ESPURGE
刺激条件を細かく調整可能
痛みやしびれを軽減しながら手の運動練習が可能です。

・Hi-voltage
深部まで届く高電圧刺激
不快感が少なく実施可能です。



課題志向型訓練
実際の生活動作に近い動きを繰り返し練習することで、「できる動作」を増やしていきます。
ストレッチや筋力訓練と組み合わせ、機能回復を総合的に支援します。


パーキンソン病のバランス障害・すくみ足に対して
歩きにくさやすくみ足の改善を目的に、リズム刺激を用いた歩行訓練を行っています。
リズム刺激訓練
当院では、米国音楽療法士資格を有するスタッフと連携し、メトロノームや音楽に合わせた歩行練習を実施しています。
パーキンソン病診療ガイドライン2018でも、音楽療法を含むリハビリテーションの有効性が示されています。
リズム刺激により、以下の効果が期待されます。
- 歩幅の改善
- すくみ足の軽減
- 歩行の安定化




頸部・腰部疾患に対して
首や腰の痛み、しびれに対しては、痛みを軽減しながら運動療法を行うことで、症状の改善を目指します。
電気刺激療法
・ESPURGE
刺激条件を細かく調整可能
痛みやしびれを軽減しながら手の運動練習が可能です。



・Hi-voltage
深部まで届く高電圧刺激
不快感が少なく実施可能です。



・干渉波療法
広範囲かつ深部に作用し、慢性的な痛みにも対応
電気刺激で痛みを和らげながら、運動療法を組み合わせて改善を図ります。


ご利用の流れ
まずは医師の診察を受けていただき、リハビリテーションの適応を判断します
1.受診
まずは外来をご受診ください。現在の症状やお困りごとについてお伺いします。


2.医師による診察・検査
医師が症状や身体の状態を確認し、必要に応じて検査結果もふまえながら診察を行います。


3.リハビリテーション適応の判断
診察の結果をもとに、医師がリハビリテーションの適応を判断します。
症状や状態に応じて、実施内容をご案内します。

4.リハビリ予約
リハビリテーションの実施が決まった後、日時をご予約いただきます。


5.リハビリテーション開始
患者さま一人ひとりの症状や生活背景に合わせて、リハビリテーションを開始します。
機能の改善だけでなく、日常生活での「できること」を増やすことを目指します。

当院のリハビリテーションは、医療保険での適用が可能な方を対象としております。
症状や発症・受傷からの期間などにより、適用の可否が異なりますので、詳しくは診察時に医師が判断いたします。
まずはご相談ください
症状が軽いうちから適切なリハビリテーションを始めることが大切です。
動きにくさや歩きにくさ、しびれなどをそのままにしてしまうと、
日常生活に支障が広がることもあります。
「リハビリの対象になるのか知りたい」「まずは診察を受けたい」という方は、
外来をご予約のうえご相談ください。
学術活動
一覧
国内学会・講演会
(学会発表) 頸部痛に対する筋電図バイオフィードバック療法 少ない介入頻度で効果を得るために自主トレへ繋げた1症例;渡邉郁海,平賀篤.日本物理療法合同学術大会2026,2026.1,和歌山
(学会発表) 電気刺激療法による相反神経抑制~連合反応、同時収縮の抑制により運動学習が図れた 1 症例~;渡邉郁海,平賀篤.関東甲信越ブロック理学療法士学会,2025.11,山梨
(学会発表) 視床出血後、手指の異常感覚を伴う巧緻動作能力低下を呈した症例〜経皮的電気刺激と巧緻動作訓練の併用〜;渡邉郁海,平賀篤.日本物理療法合同学術大会2025,2025.2,名古屋
(学会発表) 音楽療法がパーキンソン病患者の体幹機能に与える影響~1症例による超音波診断装置による筋厚評価~;渡邉郁海,平賀篤.日本神経理学療法学会学術大会,2024.9,福岡
(学会発表) 超音波診断装置による体幹筋強剛評価方法の確立~1症例における予備的研究~;渡邉郁海,平賀篤.日本物理療法合同学術大会2024,2024.1,奈良
(講演会) パーキンソン病患者の転倒予防~すくみ足に対するリハビリテーション~;渡邉郁海,岩田智則,尾崎聡.パーキンソン病多職種連携Web講演会,2023.7,WEB
(学会発表) 神経筋電気刺激とマッサージの併用が肩峰骨頭間距離増大に寄与した症例;渡邉郁海.日本物理療法合同学術大会2023,2023.2, 東京
(学会発表) 易疲労性により運動療法が困難であった1症例-運動療法と神経筋電気刺激療法の併用-;渡邉郁海,平賀篤,林慎也.第2回日本物理療法研究会学術大会,2022.2,WEB
(学会発表 共著) 認知症予防における音楽療法の効果に関する文献研究;林慎也,渡邉郁海,尾崎聡.第10回認知症予防学会学術集会,2021.6,神奈川
和文 筆頭演者
渡邉郁海 & 平賀篤. 2024. 神経筋電気刺激と自動介助運動の同時実施とマッサージの併用により片麻痺性肩関節痛の改善を認めた症例. 理学療法やまなし= Physical therapy Yamanashi/山梨県理学療法士会学術大会局学術誌編集部 編 3: 60-65.
和文 共著
渡邊修司, 平賀篤 & 渡邉郁海. 2021. 運動器疾患患者の足底感覚の評価と理学療法: 扁平足例を中心として. 理学療法 38: 1094-1101.






