東海大学循環器内科の村上力先生と卵円孔閉鎖術に関して勉強会をしました。

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卵円孔閉鎖術は潜因性脳梗塞(原因不明の脳梗塞)の再発予防法の一つです。

当院でも積極的に卵円孔開存を村上先生の御指導のもと心臓超音波検査で見つけ、手術適応があれば東海大学にお願いしています。

東海大学勤務時代よりお世話になっている村上先生と脳梗塞病型診断と超音波検査に関してディスカッションし、非常に有意義な時間を過ごせました。

卵円孔閉鎖デバイス

卵円孔は心臓の右心房と左心房の間の壁(心房中隔)の中央に組織が重なり合うようにできた穴のことです。その卵円孔の開存が、脳梗塞や一過性の脳虚血発作の原因となることがごくまれにあるといわれています。

その治療法として、薬物療法以外にカテーテルによる閉鎖治療によって再発を予防できる可能性があります。左の写真はカテーテルによる閉鎖治療時に使用される専用のデバイスです。