第8回CerebrovascularNeurologist研究会に参加しました。

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福岡で行われた第8回Cerebrovascular Neurologist研究会に参加しました。

脳神経血管内治療は勿論ですが、脳卒中の薬物治療も脳神経内科医ならでは視点で、熱くハイレベルなディスカッションができる全国的にも珍しい研究会です。

Cerebrovascular Neurologistとは、脳卒中や脳血管疾患などの疾患を専門的に診断し、治療する神経学の分野です。脳卒中によって引き起こされる様々な症状や合併症を扱います。

また、血管内治療、血栓除去、血管拡張療法などの治療法を専門的に行い、脳卒中や脳血管疾患に対する予防策も提供しています。Cerebrovascular Neurologistは、神経科学、内科学、血管外科学などの分野にまたがり、高度な医療スキルを必要とする分野なのです。

そして、脳神経内科における薬物治療は一般的な治療法の一つとして用いられます。

脳神経内科において用いられる薬剤は抗てんかん薬や抗パーキンソン薬、血栓症治療薬(=脳梗塞や脳出血の治療に用いられる薬)など様々なものがあります。

これらの薬剤は、患者様の症状や病状に合わせて選択され、適切な投与量や投与期間が決定されます。

また、副作用や相互作用に関する注意も必要です。脳神経内科における薬物治療は、神経学的障害や疾患の症状の改善や進行の抑制を目的としています。治療には患者様の症状や病態に合わせた適切な薬剤の選択が重要であり、患者様にとって最適な治療法を提供することが求められます。

このCerebrovascular Neurologist研究会は、大学医局などの垣根を超え、背景となる流儀も異なる医師が集まる歴史のある会で、今回で8年目です。中国地方から九州の全域の脳卒中内科医が集まり、非常に魂のこもった研究会です。世話人会から本会終了まで4時間強、あっという間に感じました。

代表世話人の福岡市民病院の中垣英明先生よりClosing Remarks(=締めくくりの挨拶)の依頼もあり、挨拶をさせて頂きました。コロナも第五類感染症移行になり、日常生活も大きく変化する中でマスクなしで記念撮影も行い非常に良かったです。

今後もさらなる発展が期待出来るCN研究会から目が離せません!