興和株式会社様の神奈川県のスタッフ向けに社内講演会をさせて頂きました。

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生活習慣病について講演しました。生活習慣病にならないことは、脳卒中や認知症の予防の点で非常に重要です。生活習慣病は、不適切な食事、運動不足、喫煙、過度なアルコール摂取などの不健康な生活習慣が原因で発症する病気のことを指します。代表的なものには、糖尿病、高血圧、高脂血症などがあります。

今回は、特に糖尿病治療に関して、選択的SGLT2阻害薬の処方経験を踏まえ、講演をさせて頂きました。

脳卒中や認知症などの神経疾患の予防に対し、生活習慣病のコントロールが重要であることがガイドラインでも記載されています。

以下は、その具体的な関連性です。

脳卒中: 高血圧は脳卒中のリスクを高めます。血圧が高いと血管に強い圧力がかかり、破裂するか詰まる可能性があります。脳への血流が途絶えると、脳細胞は酸素と栄養不足になり、損傷を受けます。

認知症: 糖尿病や高血圧は、認知症を引き起こすリスクを増加させると考えられています。これらの病気は血管を損傷し、脳の機能に影響を与える可能性があります。特に、不適切な食事や運動不足は、脳の健康に悪影響を及ぼし、認知症のリスクを高めると考えられています。

生活習慣病を予防し、健康寿命を延ばすことで活動的な毎日を送ることに繋がります。

当院では定期的に管理栄養士を迎え、患者様に合わせた栄養に関する相談・指導を行っています。脳に関する通院と合わせて実施することも可能ですので、ご興味のある方はぜひ医師にご相談ください。

今後も製薬企業の皆様と一緒に、一般の方に向けて啓蒙出来ればと考えています。