第2回経橈骨動脈脳血管内治療技術研修会に講師として参加しました。

  • HOME
  • 第2回経橈骨動脈脳血管内治療技術研修会に講師として参加しました。

東京で行われた第2回経橈骨動脈脳血管内治療技術研修会に講師として参加しました。経橈骨動脈脳血管内治療研究会の主催で行われ、前回の第1回は2023年3月に横須賀で開催され、次回の第3回は2024年3月には宇都宮で開催予定です。

手術件数・世界レベルの英語論文ともに日本トップレベルの3人の先生方:小山淳一先生(小林脳神経外科病院 脳卒中・脳血管内治療センター長)、伊藤英道先生(聖マリアンナ医科大学 脳神経外科 准教授)、花岡吉亀先生(信州大学 脳神経外科 准教授)と御一緒させて頂きました。今回は十四名の先生が関東・関西を中心に参加され、経橈骨動脈穿刺に関わる技術を中心に、一緒に勉強を行い、知識を共有しました。

非常に熱意のある先生方と貴重な時間を共有できました。脳神経血管内治療は低侵襲ですが、大腿動脈穿刺が多いのが現状です。患者様に恩恵のある低侵襲治療である橈骨動脈穿刺治療が脳神経領域で更に広まることを切に願います。

現代医療の中で、技術の共有や情報交換は非常に重要であり、専門家同士の交流を通して新しい技術や知識を獲得することが、患者様のためのより良い治療方法を確立する上での鍵となります。

橈骨動脈穿刺治療の重要性と効果を認識し、その普及に努めることは、患者様への治療選択肢を増やし、より安全な方法での治療を提供することに繋がります。特に、大腿動脈穿刺が主流となっている中で、新しいアプローチ方法としての橈骨動脈穿刺の普及は、患者様の治療へのアクセスをより広げるものとなります。

今後も、研修会やセミナーなどの機会を活かして、専門家の皆様との交流を深め、技術や知識を共有し続けることが、患者様のための最良の治療を実現する上でひつよう大変役に立つと考えています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31284065/

ちょうど4年前の2019年10月にアクセプトされた経橈骨動脈経由の頸動脈ステント術の英語論文です。ご興味のある方は是非ご覧ください。