日本頭痛学会1日目に午後より参加しました。

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横浜で開催されている日本頭痛学会に午後より参加しました。最新の頭痛の診療について勉強できました。初日は主に成人の片頭痛の治療(急性期・慢性期)について勉強しました。学会後に逗子で、湘南藤沢徳洲会病院(2024年1月より湘南鎌倉総合病院に異動)溝上康治先生と忘年会をしました。以前、一緒に診療を共にした溝上先生といろいろな話しを久しぶりにして、大変充実した1日になりました。

片頭痛は、急性期と慢性期という2つの異なる段階に分けることができます。今回はそれぞれの段階について分かりやすく説明します。

急性期:片頭痛の急性期は頭痛の発作が起こる期間です。この期間中、患者は頭痛やその他の症状を経験します。

急性期の特徴的な症状には、激しい頭痛、頭部の一側への疼痛、吐き気、嘔吐、光過敏症、音過敏症などが含まれます。急性期の頭痛は通常、数時間から数日続き、患者の日常生活に影響を与えることがあります。

片頭痛の急性期を緩和するために、安静にしたり、暗い部屋で休んだり、特定の薬物を服用することが一般的です。

慢性期:片頭痛が頻繁に発作し、症状が頻繁に現れる場合、それは慢性期の片頭痛と考えられます。

慢性期の片頭痛は月に15日以上の頭痛発作を経験する状態を指します。

慢性期の片頭痛は急性期の症状が頻繁に現れ、患者の生活の質に大きな影響を与えることがあります。慢性期の片頭痛の管理には、薬物療法、予防策、ライフスタイルの変更、ストレス管理などが含まれます。

片頭痛の急性期と慢性期の区別は重要で、適切な治療計画を立てるために医師との協力が必要です。急性期の発作を速やかに緩和し、慢性期の予防策を考えることで、片頭痛の管理が改善される可能性があります。慢性的な頭痛にお悩みの方はぜひ一度当院までご相談ください。