DLB webセミナーin神奈川に参加しました。

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神奈川県と千葉県とWEBで繋ぐ形式で開催されました。DLB(レビー小体型認知症)は認知症の中でも診断が非常に困難な場合があり、様々な診療科での加療を有することがあります。

認知症は様々な原因により引き起こされます。最も一般的なタイプはアルツハイマー型認知症で、これは脳内の異常なタンパク質が細胞を破壊し、神経細胞間のコミュニケーションを妨げることが原因となります。

レビー小体型認知症は脳の神経細胞が原因不明に減少する病態の認知症では、アルツハイマー型認知症についで多い病気です。高齢者の認知症の約20%を占めています。早い方では40歳ころから発症する人もいます。他にも脳血管障害が原因の脳血管性認知症や、前頭側頭型認知症(FTD)などもあります。

現時点では、認知症は完全に治療することは難しいとされていますが、症状の進行を遅らせたり周辺症状をコントロールしたりするための治療法は存在します。早期に発見し、適切な対応を行うことで、生活の質を維持することが可能です。認知症は非常に増加傾向にある疾患です。

認知症に関する初の法律:認知症基本法が2023年6月14日、参院本会議で成立しました。佐藤一守先生(厚木佐藤病院)と秀野武彦先生(浅井病院)は、非常に臨床経験豊かで、高名な精神科医であり、研究会終了後も色々と情報交換させて頂きました。今回の学びを地域医療の貢献に繋げて行きたいです。