脳卒中病診連携セミナーに参加しました。

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神奈川県と広島県をWEBで繋ぐ形式で開催されました。広島県でも有数の救命センターを有する県立広島病院 脳神経内科 主任部長 越智一秀先生に座長をして頂き、県立広島病院 脳神経内科 部長 木下直人先生に講演をして頂きました。

県立広島病院は今後統合を経て1000床以上の大病院へなる予定とのことです。木下先生には、主に脳卒中急性期治療に関して、最新の診断・治療を学ぶことができました。小生は、脳心血管病予防の為の高血圧管理について講演させて頂きました。病診連携についてもディスカッションでき、非常に有意義な時間を過ごせました。

脳心血管疾患とは、脳と心臓の血管が詰まったり、破れたりする病気を指します。具体的には脳卒中、心筋梗塞などがこれに該当します。

高血圧は、脳心血管疾患の最大のリスク要因の一つと言われています。血圧が高い状態が続くと、血管が硬くなり(動脈硬化)、血流が滞りやすくなります。さらに、高い血圧により血管が破れる可能性も高まります。

脳における血流の滞りや血管の破裂は、脳卒中(脳出血や脳梗塞)を引き起こします。また、心臓においても血管が詰まる(心筋梗塞)や破れる(大動脈解離)などのリスクが高まります。

したがって、高血圧を適切に管理することで、脳心血管疾患のリスクを低減することが可能です。日々の生活習慣の見直しや、必要に応じて医師の指導に従った薬物療法などが重要です。

当院では患者様お一人お一人に合わせた様々なお薬を処方しています。

循環器内科の診察日として、2・4週土曜には柳下先生(東海大学医学部付属病院 准教授)、第3水曜には村上先生(東海大学医学部付属病院 講師)にもお越しいただいています。

脳の病気と関係の深い心臓の病気まで当院にてフォローできるよう努めております。

お悩み事や、お困りごとございましたら、いつでもご遠慮なくご相談ください。