今からでも遅くないですか?インフルエンザ予防接種はいつ打つのがよいですか?

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監修:えびな脳神経クリニック 院長 岩田 智則
(日本神経学会認定 神経内科専門医・指導医/日本内科学会認定 総合内科専門医・指導医/日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医・指導医/日本認知症学会認定 認知症専門医・指導医/日本頭痛学会認定 頭痛専門医)
最終更新日:2026年11月2日

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遅くありません。できるだけ早く、11月中の接種をおすすめしています。

厚生労働省は12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいとしています。今シーズンは例年より1か月以上早く流行が始まり、神奈川県では9月下旬に流行注意報が発令され、10月に入っても患者数は増え続けています。この上限を待たず、できるだけ早い時期の接種をおすすめします。

いつ打つのがよいか(3つの根拠)

1. 国内の目安は「12月中旬までに接種を終える」

日本では、インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行し、1月末〜3月上旬にピークを迎えます。厚生労働省は12月中旬までの接種完了を目安としています。11月中の接種は、この範囲に十分収まります。

2. 今シーズンは流行が早く、冬の流行にも備える必要があります

2026年は全国で第34週(8月17日〜23日)、神奈川県では第33週(8月10日〜16日)に流行入りし、昨年より1か月〜1か月半早いスタートです。神奈川県では9月下旬に定点当たり14.71で流行注意報が発令され、10月上旬(第41週)には21.60と増加が続いています。
昨シーズンも早い流行入りのあと11月中旬に大きなピークを迎え、年明けの2月上旬には定点当たり55.79と再び警報レベルを超えました。「秋に流行したから冬はもう流行しない」とは考えにくいのが実情です。

3. 効果が出るまで約2週間かかります

米国CDCは、接種後に抗体ができるまでに約2週間かかるとしています。流行のピーク前に効果を得るためにも、早めの接種が安心です。

参考:厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」(外部リンク)
参考:厚生労働省「インフルエンザの発生状況をお知らせいたします」(2026年8月28日)(外部リンク)
参考:神奈川県「インフルエンザの流行が始まりました!」(2026年8月20日)(外部リンク)
参考:神奈川県「インフルエンザの流行注意報を発令します!」(2026年9月28日)(外部リンク)
参考:神奈川県衛生研究所「インフルエンザ情報(9)41週」(2026年10月20日)(外部リンク)
参考:米国CDC「Key Facts About Seasonal Flu Vaccine」(外部リンク)

こんな方は、特に早めの接種をおすすめします

・65歳以上の方・基礎疾患をお持ちの方(重症化予防の効果が特に高いとされています)
・6〜12歳のお子さま(2回接種のため、11月に1回目・12月に2回目の逆算が必要です)
・中学3年生の方(海老名市の助成は1回のみ。受験期に向けて早めに)
・海老名市の公費で接種をお考えの方(助成期間は令和9年1月31日まで。年末年始は混み合います)
・ご家族に高齢者や小さなお子さまがいる方

当院での対応

・2026年9月25日(金)から接種を行っています。注射(不活化ワクチン)のみ、対象は6歳以上です。
・費用:13歳以上 3,500円(1回)/6〜12歳 3,000円(1回。4週間あけて2回接種を推奨。2回分まとめてのご予約をおすすめします)
・海老名市の65歳以上の方・60〜64歳の対象の方・中学3年生は、自己負担1,000円の公費助成が利用できます。
・WEB予約(24時間受付)または電話(046-236-2188)でご予約ください。当日の予約外接種も可能ですが、事前予約をおすすめしています。
・当院では新型コロナワクチンとの同時接種は行っていません。接種の間隔は最低1週間あけてください。

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