East Japan Migraine Web Conferenceに参加しました。

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宮城県仙台市の成川孝一先生に座長をして頂きました。片頭痛では発作期のみならず間欠期の状態のコントロールが重要です。片頭痛の発作期のみならず間欠期にもフォーカスした頭痛診療に関して講演させて頂きました。

片頭痛の「間欠期」とは、頭痛発作の間に発生する期間を指し、この期間中は一般的に頭痛を経験しません。間欠期の長さは患者様ごとに異なります。いくつかのケースでは、間欠期は数日から数週間に及び、いくつかのケースでは、数ヶ月またはそれ以上続くことがあります。

しかし、間欠期であっても片頭痛の症状が完全に消えるわけではなく、一部の患者は疲労感や集中力の低下など、片頭痛発作とは異なる症状を経験することがあります。

また、片頭痛の予防には間欠期の管理が重要となります。これは、ストレスの管理、規則正しい睡眠パターンの維持、健康的な食事、適度な運動など、健康的な生活習慣の維持を意味します。これらの健康管理は、新たな片頭痛発作の発生を防ぎ、全体的な生活の質を向上させるのに役立ちます。

座長の成川先生は東北大学脳神経内科医局の御出身で、神経免疫グループに所属され、九州大学の神経免疫グループの複数の先生と知り合いでした。小生の以前の所属医局である九州大学医局に共通の知り合いの医師が多く、非常に驚きました。そのこともあり初対面ではないくらい、さまざまな話ができました。東日本エリアの大きな講演会でしたが、講演前に緊張を和らげて頂き、心より感謝申し上げます!