脳ドック

脳ドックで「見えないリスク」を早期発見

脳ドックは、脳や血管の状態を詳しく調べることで、脳卒中や認知症などを未然に防ぐための検査です。

MRI・MRAなどの画像診断により、自覚症状のない“見えないリスク”を早期に発見できます。

当院では、年齢や目的に合わせた複数のプランをご用意し、忙しい世代でも安心して受けられる環境を整えています。

脳ドックはこんな方におすすめ

家族に脳卒中や認知症の既往がある

仕事や生活習慣によるストレスが多い

睡眠不足や不規則な生活が続いている

健康診断では脳の状態を見ていない

将来の脳卒中や認知症リスクを早めに知っておきたい

今の脳の状態を記録しておきたい

※現在、頭痛・めまい・しびれなどの症状でお困りの方は、脳ドックではなく保険診療での受診が適用になります。
外来受診についてはWEB予約またはお電話にてご相談ください。

NEW シンプル脳ドック(1.5T MRI)

“20〜30代からの脳ドック”という新しい習慣を。

忙しい方にも受けやすい短時間・低負担の脳ドックプランです。
若い世代はもちろん、働き盛りの方家事・育児で長時間の検査が難しい方初めての脳ドックにもおすすめです。

  • 事前予約制
  • 検査内容:頭部MRI・MRA/頚部MRA(約20分)
  • 特徴:結果は後日書面郵送/当日説明なし/すぐに帰れる
  • 日時:火曜・木曜午後限定/18:30まで/仕事終わりにも
  • 料金:19,800円(税込)

生活習慣やストレスによる脳への影響は、20〜30代でも少しずつ現れ始めます。
「今のうちにチェックしておく」ことで、将来の脳疾患リスクを減らすことができます。

▷20〜30代にも「脳ドック」をおすすめする理由

各コースのご紹介

ラインナップ一覧表

ラインナップ比較表
※所要時間は、あくまでも目安時間となります

脳卒中

脳卒中は突然発症する病気ですが、その多くは「無症候性脳梗塞」「未破裂脳動脈瘤」「動脈硬化」などの“前段階のサイン”を持っています。

これらは画像検査でしか分からず、早期に発見することで予防につながる病気でもあります。

当院の脳卒中コースでは、3テスラMRIによる高精度画像に加え、頚動脈エコー、血液検査、心電図、血管年齢検査などを組み合わせ、脳と血管の状態を総合的にチェックします。

家族歴がある方、生活習慣病が気になる方にもおすすめです。

横にスクロールしてご覧ください

脳卒中コース画像1
脳卒中コース画像2
脳卒中コース画像3

もの忘れ

認知症は突然発症するものではなく、10〜20年前から脳の変化が始まると考えられています。

MRIによる海馬の萎縮評価(VSRAD)や認知機能検査は、初期段階(MCI)の早期発見に非常に有効です。

もの忘れコースでは、AI解析(Brain Life Imaging+)、血液検査、血管年齢検査なども組み合わせ、「現在の状態」+「今後のリスク」+「対策ポイント」を明確にします。

認知症リスクが気になる方や家族歴のある方に推奨されます。

横にスクロールしてご覧ください

もの忘れ画像1
もの忘れ画像2
もの忘れ画像3

オプション

オプション画像

※所要時間は、あくまでも目安時間となります

シンプル脳ドック(1.5T MRI)

「まずは手軽に脳の状態を知りたい」という方向けのエントリープランです。

1.5テスラMRIによる頭部MRI/MRA検査で、脳梗塞や動脈瘤など“見えないリスク”を確認します。

  • 検査内容:頭部MRI・MRA/頚部MRA
  • 検査時間:約20分
  • 実施日:火曜・木曜午後/18:30まで/仕事終わりにも(事前予約制)
  • 費用:19,800円(税込)
  • 結果:後日書面郵送/当日説明なし/すぐに帰れる

生活習慣やストレスによる脳への影響は、20〜30代でも少しずつ現れ始めます。

「今のうちにチェックしておく」ことで、将来の脳疾患リスクを減らすことができます。

他プランとの違い・特徴

  • 脳卒中プラン:脳梗塞や動脈瘤などを精密に評価。症状のない脳疾患を早期発見します。
  • もの忘れプラン:認知症・軽度認知障害(MCI)などの早期発見に特化。
  • シンプルプラン:時間・費用を抑えて、脳の健康状態を気軽にチェック。若年層や初めての脳ドックにおすすめです。

検査内容の説明・注意事項

  • シンプル
  • 脳卒中・もの忘れ 共通
  • ベーシック
  • スタンダード
  • プレプレミアム
  • 書面結果(当日説明なし)

シンプル脳ドック(1.5T MRI)

  • 頭部MRI・MRA /頚部MRA(約20分)
    書面結果(当日説明なし)
    放射線被ばくのない低侵襲検査。脳梗塞や未破裂動脈瘤など“見えないリスク”を気軽に確認できます。

共通(脳卒中・もの忘れ)

  • 血圧・身長・体重(約10分)
    体格指数(BMI)や血圧など、全身の健康バランスを確認します。
  • 頭部MRI・MRA/頚部MRA(3テスラ)(約30分)
    高磁場MRI(3T)で、より詳細に脳の血管や構造を撮影し、脳梗塞・動脈瘤などのリスクを正確に評価します。

脳卒中プラン(ベーシック/スタンダード/プレミアム)

  • 頚動脈エコー(約30分)
    首の血管の動脈硬化やプラーク(脂肪沈着)を確認し、脳梗塞リスクを早期に見つけます。
    プレ
  • 採血・採尿(約5分)
    書面結果(当日説明なし)
    生活習慣病の指標や全身状態をチェックします。
    プレ
  • 心電図(約5分)
    不整脈や虚血性変化など心疾患の有無を確認します。
    プレ
  • CAVI/ABI(約5分)
    血管のかたさ・詰まりを数値で評価(血管年齢の目安)。
    プレ
  • LOX-index(約5分)
    書面結果(当日説明なし)
    血液検査で「10年以内の脳梗塞発症リスク」を算出します。
    プレ

もの忘れプラン(ベーシック/スタンダード/プレミアム)

  • VSRAD・MMSE/HDS-R(約30分)
    MRI画像をコンピューター解析し、健康な脳と照合して海馬の萎縮度を測定します。54〜86歳が対象です。
    また、認知機能テスト(MMSE・HDS-R)で認知機能レベルを客観的に評価します。
  • AI Splink(Brain Life Imaging+)(約10分)
    AI解析で海馬体積を可視化し、経年的な変化を把握します。
    プレ
  • 採血・採尿(約5分)
    書面結果(当日説明なし)
    認知機能に関わる全身状態の指標も合わせて確認します。
    プレ
  • 心電図(約5分)
    認知症と関連する心血管リスクの確認にも有用です。
    プレ
  • CAVI/ABI(約5分)
    血管のかたさ・詰まりを評価し、認知症リスクの一因となる動脈硬化を把握します。
    プレ
  • MCIスクリーニング(約30分)
    書面結果(当日説明なし)
    軽度認知障害(認知症の前段階)リスクを血液から判定します。
    プレ

注意事項

  • MRIが受けられない方
    心臓ペースメーカー・人工心臓弁・刺激装置・人工内耳・磁力で装着する義眼がある方/閉所恐怖症の方/妊娠中またはその可能性がある方
  • CTが受けられない方
    妊娠中またはその可能性がある方

書面での結果郵送までの目安

  • シンプルプラン: 通常2週間程度
  • ベーシック/スタンダード: 通常2週間程度
  • 脳卒中プレミアム(LOX-index): 約1ヶ月程度
  • もの忘れプレミアム(MCIスクリーニング): 約1ヶ月半程度

20〜30代にも「脳ドック」をおすすめする理由

脳ドックは「年配の方向け」というイメージがありますが、実は20〜30代の方にこそおすすめです。

働き盛りの世代は、仕事や生活習慣によるストレス・睡眠不足・食生活の乱れなどで、知らないうちに脳へ負担がかかっています。

ストレス・睡眠不足が「脳疲労」につながる

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、慢性的な睡眠不足は、脳の血流低下や自律神経の乱れを引き起こします。

放置すると、頭痛・集中力の低下・倦怠感など、日常生活のパフォーマンスにも影響します。

若い世代でも「無症状の脳の異常」が見つかることがある

MRI検査では、自覚症状のない「無症候性脳梗塞」や「未破裂脳動脈瘤」が見つかるケースもあります。

若いうちにリスクを知っておくことで、脳卒中や認知症など将来の疾患を防ぐことができます。

将来の健康投資として「今」から始めましょう

脳は一度ダメージを受けると回復が難しい臓器です。

定期的に状態をチェックすることで、健康意識が高まり、生活習慣の見直しにもつながります。

年に1回の脳ドックは、“未来の自分を守る投資”です。

20〜30代のうちに一度、脳の健康状態を確認しておくことで、将来の脳疾患リスクを大きく減らすことができます。

「まだ若いから大丈夫」と思う今こそ、チェックしておきましょう。

40代からは“脳の定期点検”を。-未来の自分を守るために

40代を過ぎると、加齢や生活習慣の影響により、脳や血管に少しずつ変化が現れ始めます。

高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病は、脳梗塞や認知症の大きなリスク要因になります。

「症状が出る前」に小さな変化を見つける

脳の異常は、発症するまで自覚症状がないことがほとんどです。
脳ドックを受けることで、わずかな変化やリスクを早期に見つけることができます。

特に40〜60代は、仕事や家庭などのストレスが重なりやすく、血圧・血糖・コレステロール値にも変化が出やすい時期です。
小さな異常を「今」見つけることが、将来の脳卒中や認知症の予防につながります。

生活習慣を見直すきっかけに

脳ドックは、ただの検査ではなく“自分の生活習慣を見直す機会”でもあります。
血管や脳の状態を知ることで、食事・運動・睡眠など、日々の行動を具体的に改善しやすくなります。

「今の状態を知る」ことは、「これからを変える」第一歩です。

健康寿命をのばす“脳のメンテナンス”

脳は一度ダメージを受けると、回復が難しい臓器です。
年に1回の脳ドックで、脳と血管の健康状態を継続的に確認することが、将来の安心につながります。

当院では、目的や年齢に合わせて選べる複数のプランをご用意しています。

・時間の限られた方のための「シンプル脳ドック(1.5T MRI)」
・脳梗塞や動脈瘤などを詳しく調べる「脳卒中プラン」
・認知症リスクまで幅広く確認できる「もの忘れプラン」

当院では、ご自身に合った内容で検査を受けていただけます。

40代以降の方こそ、脳の“定期点検”を。

早めのチェックが、健康寿命を延ばすための確かな一歩になります。

当日の流れ

マスクをご着用の上、予約時間の15分前来院にご協力ください

受付

脳ドックのご予約があることをお伝えください。

受付のイメージ

問診票・検査同意書の記入

問診票にご記入のうえ、同意書へのサインをお願いいたします。

問診票記入のイメージ

検査

検査着へのお着替えをお願いしております。
検査後、画像構築等にお時間をいただきます。

検査中のイメージ

検査結果

医師より画像をもとに検査結果をご説明いたします。
採血結果等、当日に結果が出ないものも含め、後日書面での結果報告書もご郵送いたします。

※シンプルプランの方は、診察はございません。

検査結果説明のイメージ

会計

受付でお会計をしていただき、終了となります。

※現金のほか、クレジットカードご一括での支払いも可能です。

お会計のイメージ

結果報告書のご郵送について

改めて後日、ドック報告書を郵送いたします。

当日結果が出ず、ご説明の出来ていない検査については、ドック報告書にてご確認ください。
(後日結果となる検査:血液・尿検査、LOX-index、MCIスクリーニング)

ご不明点等ございましたら改めて医師よりご説明も可能ですので、ご安心ください。

書面での結果郵送までの目安

  • シンプルプラン: 通常2週間程度
  • ベーシック・スタンダードコース: 通常2週間程度
  • 脳卒中プレミアムコース(LOX-index): 約1ヶ月程度
  • もの忘れプレミアム(MCIスクリーニング): 約1ヶ月半程度

助成制度について

お住まいの市によって、人間ドックに対する助成金制度が利用できる場合があります。
詳細はお住まいの各市役所へお問い合わせください。

尾崎理事長による脳ドック解説動画

よくある質問

Q:予約は必要ですか?
A: はい、脳ドックは完全予約制です。

シンプルプランは火曜・木曜午後限定で実施しています。その他のプランは曜日の指定はございません。

ご希望の日時をお電話にてお知らせください。
Q:検査時間はどのくらいかかりますか?
A: プランにより異なります。目安は以下の通りです。

・シンプルプラン:約20分
・脳卒中/もの忘れプラン:約60〜90分

当日はマスクご着用の上、予約時間の15分前来院にご協力ください。
Q:当日に結果を聞けますか?
A: 脳卒中・もの忘れプランは、検査当日に医師が画像をもとにご説明します。

当日に結果が出ないものも含め、改めて後日結果報告書をご郵送いたします。

シンプルプランは、後日書面で結果を郵送いたします(診察なし)。

どのプランも、ご不明点等ございましたら後日医師による直接説明も可能です。
Q:症状がある場合も脳ドックを受けられますか?
A: 頭痛・めまい・しびれなど症状がある場合は保険診療の対象です。

脳ドックは健康チェックを目的とした自費検査のため、症状がある場合は一般外来をご利用ください。
Q:結果が届くまでどのくらいかかりますか?
A: 書面での結果郵送までの目安は次の通りです。

・シンプルプラン:約2週間
・ベーシック/スタンダード:約2週間
・脳卒中プレミアム:約1ヶ月
・もの忘れプレミアム:約1ヶ月半

お急ぎの場合やご不明点はお電話でご相談ください。
Q:MRIが狭くて不安です。検査できますか?
A: はい、ご安心ください。

検査中はスタッフが常時確認し、体調がつらい場合はブザーでお知らせいただければ中断可能です。
音対策のヘッドホンもご用意しています。
Q:支払い方法は?
A: 現金のほか、クレジットカード(一括)がご利用いただけます。
Q:助成制度は使えますか?
A: お住まいの自治体によっては、人間ドック等への助成制度が利用できる場合があります。

ただし、対象となる年齢・所得要件・実施医療機関・申請方法は自治体ごとに異なります。
ご利用可否や申請手続きについては、各市区町村の担当窓口(健康増進課・保健センター等)へ直接ご確認ください。

Q:キャンセルや日程変更はできますか?
A: はい、お電話にて承ります。
機器の枠を確保しているため、分かり次第お早めにご連絡ください。

体調不良や急なご予定が生じた場合は遠慮なくご相談ください。
また、症状(頭痛・めまい・しびれ等)がある方は保険診療の対象となります。