Migraine Web Seminar〜片頭痛患者さんの生活と医療を繋ぐ〜に演者として参加しました。

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このセミナーは横浜で開催されました。伊藤健次郎先生(いとう横浜クリニック・横浜新都市脳神経外科病院)に座長をして頂きました。尾崎聡理事長の座長のもと、川田祐美先生からはデジタル治療(DTx:Digital Therapeutics)に関する講演があり、会場で拝聴させて頂きました。

「デジタル治療」とは、デジタル技術で疾病の予防や診断・治療を支援するソフトウェアなどを指します。例えば、行動変容、健康状態の監視、医薬品の管理などを目的としたモバイルアプリがあります。今後の展望として、より身近になってくる予感がします。

関連するワードとして、「デジタル医療」があります。情報技術やデジタル技術を医療、健康、健康管理に応用することを指します。具体例としては、医療記録をデジタル化すること(電子カルテ)です。電子カルテを導入することで、情報の管理と共有を効率化します。これにより、医療スタッフが迅速に正確な情報を取得することが可能となり、診断や治療の質が向上します。

その他にも、インターネットやデジタルデバイスを使用して、医師と患者様が物理的に同じ場所にいなくても診察を行えるようになりました(オンライン診療)。

AIは、大量の医療データを解析し、病気の予防や早期発見、診断、治療選択を支援します。また、AIは画像診断(MRIやCTスキャンなど)の解析や、医薬品の研究・開発などにも利用されています。

「デジタル治療」や「デジタル医療」は、医療の効率化、アクセシビリティの向上、患者様の自己管理の促進、診断・治療の質の向上などに寄与しています。

当院でも既にこれらの技術を導入しています。患者様に信頼され、安心して受けられる医療サービスを今後も提供し続けられるよう、邁進してまいります。

講演会終了後に現地参加の三名(伊藤先生、尾崎先生)で写真を撮りました。